JAZZ 時々 CINEMA

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寂寥感

「スカイ・クロラ」押井 守 監督 2008

アニメーションです 
押井
監督は間違いなく天才の一人 
日本のアニメを変えたといっても過言ではないでしょう
傑作「攻殻機動隊」はあのアメリカ映画
「マトリックス」に多大な影響を与えているほどです
その押井監督の2008年公開 劇場版アニメ映画です

物語は現在の世界と似た世界なのですが
国の間の戦争はショーとなっていて
その戦争を請け負う会社によって行われています
その戦いをするのが「キルドレ」と呼ばれる
思春期の少年少女 彼らがレシプロの戦闘機を駆使して
空中戦を行います 

押井監督の作品の中では賛否が分かれているようですが
とても考えさせられる映画 小生は気に入りました

ひとつは ショーとしての戦争って 
自分たちが他の国で起きている 戦争の映像を見たときの感覚
その感覚に似ていないかということ 所詮は人ごと
そう考えると 意味深い

それともうひとつ
ひょっとしたら 第二次世界大戦の基地でもこうだったのではと思ったこと
死と背中合わせに 毎日戦闘に向かう「キルドレ」たちは
声高に叫ぶわけでもなく 淡々と毎日を過ごしています
同じく予科練を卒業してすぐに特攻に散っていった 
日本軍のパイロットたち
彼らもそうではなかったのかと 
深読みかもしれませんが 押井監督はそこまで考えていたのではないかと
だって主人公たちの乗る戦闘機の名前が「散香 サンカ」ですから

skycrawlers_11.jpg

SkyCrawlers_main.jpg

主人公たちが 使用する 「散香」 プロペルが後ろにあるエンテ型です

sanka.jpg

実際に日本軍もこの型を開発していて「震電」と呼ばれています 
残念ながら実戦配備は間にあわないまま終戦を迎えました

shinden1.jpg   




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