2009.11.21 Sat
50年かかった
いのちの戦場 -アルジェリア1959-
フローラン・シリ監督 2007
第二次世界大戦後 多くの地域で民族独立戦争がおこります
そのひとつがフランスの植民地だったアルジェリア
フランスはアルジェリアに三つの県を置くぐらい重要視していたため
そう簡単には手放したりしませんでした
そこで軍隊を派遣し 抵抗運動を鎮圧を計ります その真っ只中の59年のお話です
この戦争は54年から62年まで続くのですが
フランスは戦争と認めず「北アフリカにおける秩序維持作戦」と言っていました
なんと20万人以上の人が亡くなっているのにです
戦争と認めたのは99年になってからです
ですからフランスではこの戦争のことを取り上げるのはタブー
「そんなことあったっけ」こんな雰囲気だったのです
ところがこの映画の主役
今やフランスを代表する若手俳優のブノワ・マジメルが
いつまでもそんなことをしていたらダメ
といって企画し作り上げたのがこの映画だったのです(本当にマジメな方)
それまで50年近くたってしまいました
アルジェリアのカビリア地方にマジメル扮する中尉が赴任してきます
そこはフランス軍本隊からもはなれた 小さな基地
ここを舞台に物語は進みます
部下の軍曹に「地上5センチの恋心」のアルベール・デュポンテル
あまりの違いに始めは気がつきませんでしたが 見事な演技で存在感抜群
監督は「スズメバチ」のフローラン・シリです
時代考証が徹底的にされていて 臨場感があります
またナパーム弾の恐ろしさをココまで描いた映画は見たことありません
この映画を見て思い出したのが
イタリア・アルジェリア合作の「アルジェの戦い」1966年
これを見たときは本当に衝撃を受けました
なんたって第二次世界大戦で負けたイタリアが作ったのだから
手心は一切無し 徹底的にフランスの弾圧振りを描いています
そのリアリズムは息苦しいほどで ベネチア映画祭でグランプリをとったとき
フランスの代表がフランソワ・トリュフォー監督以外全て退場してしまったことからも
内容は想像できると言うものです
左が ブノワ・マジメル 右がアルベール・デュポンテルです
時代考証がしっかりしていて 持っている武器もリアルです
左から2人目アルベール・デュポンテルが持っているのが 短機関銃MAT49ですが
弾倉を折りたたんでいる状態 その隣がトミーガン 第二次世界大戦が終わって間もないので
まだ沢山使っていたのでしょうね
ブノワ・マジメルがMAT49を構えているところ オープンボルトの特徴がよくわかります
ところでマジメルさんって 渡辺謙に似てません?
フローラン・シリ監督 2007
第二次世界大戦後 多くの地域で民族独立戦争がおこります
そのひとつがフランスの植民地だったアルジェリア
フランスはアルジェリアに三つの県を置くぐらい重要視していたため
そう簡単には手放したりしませんでした
そこで軍隊を派遣し 抵抗運動を鎮圧を計ります その真っ只中の59年のお話です
この戦争は54年から62年まで続くのですが
フランスは戦争と認めず「北アフリカにおける秩序維持作戦」と言っていました
なんと20万人以上の人が亡くなっているのにです
戦争と認めたのは99年になってからです
ですからフランスではこの戦争のことを取り上げるのはタブー
「そんなことあったっけ」こんな雰囲気だったのです
ところがこの映画の主役
今やフランスを代表する若手俳優のブノワ・マジメルが
いつまでもそんなことをしていたらダメ
といって企画し作り上げたのがこの映画だったのです(本当にマジメな方)
それまで50年近くたってしまいました
アルジェリアのカビリア地方にマジメル扮する中尉が赴任してきます
そこはフランス軍本隊からもはなれた 小さな基地
ここを舞台に物語は進みます
部下の軍曹に「地上5センチの恋心」のアルベール・デュポンテル
あまりの違いに始めは気がつきませんでしたが 見事な演技で存在感抜群
監督は「スズメバチ」のフローラン・シリです
時代考証が徹底的にされていて 臨場感があります
またナパーム弾の恐ろしさをココまで描いた映画は見たことありません
この映画を見て思い出したのが
イタリア・アルジェリア合作の「アルジェの戦い」1966年
これを見たときは本当に衝撃を受けました
なんたって第二次世界大戦で負けたイタリアが作ったのだから
手心は一切無し 徹底的にフランスの弾圧振りを描いています
そのリアリズムは息苦しいほどで ベネチア映画祭でグランプリをとったとき
フランスの代表がフランソワ・トリュフォー監督以外全て退場してしまったことからも
内容は想像できると言うものです
左が ブノワ・マジメル 右がアルベール・デュポンテルです
時代考証がしっかりしていて 持っている武器もリアルです
左から2人目アルベール・デュポンテルが持っているのが 短機関銃MAT49ですが
弾倉を折りたたんでいる状態 その隣がトミーガン 第二次世界大戦が終わって間もないので
まだ沢山使っていたのでしょうね
ブノワ・マジメルがMAT49を構えているところ オープンボルトの特徴がよくわかります
ところでマジメルさんって 渡辺謙に似てません?
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