JAZZ 時々 CINEMA

つれづれなるまま JAZZとCINEMAについて書いてみた

2008年02月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年04月

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淡々としてアメリカ映画とは思えん

「アメリカを売った男」ビリー・レイ監督2007

実際にあったお話
ロバート・ハンセンという
FBIの捜査官が20年にわたり、ロシアに情報を漏らし
そのため アメリカのスパイが50人以上も処刑される

何故そこまで捕まらなかったかというと
当の本人が スパイを摘発するチームのリーダーになったりしていた
コレでは捕まる訳がない

情報漏えいは相当深刻な問題だったのでしょう
500人以上の捜査官が犯人検挙のため極秘捜査をしています

その捜査の大詰め最後の
2ヶ月間のお話
逮捕するため ハンセンにアシスタントを送り込みますが
相手もスパイのプロなかなか尻尾を出しません

ハンセンに扮する クリス・クーパーと
送り込まれる アシスタント ライアン・フィリップの
演技合戦が見もの
派手なアクションシーンもないのに
淡々とした 展開の中
心理戦の緊張感でぐいぐい引っ張ります

アメリカを売った男\poster1.

クリス・クーパー 名脇役ですが
この映画では立派に主人公を演じています うまい

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一方ライアン・フリップ 今や売れっ子

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紅一点 捜査を指揮する上司にはローラ・リニーという女優さんです

アメリカを売った男\2007_breach_003.





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アフロヘアーになる前

[Hamp's Piano] Hampton Hawes 1967

どうしても欲しくなり HMVから購入
何故かというと 6曲目 SONORA ソノーラ 
という曲が気に入って オリジナルの演奏を探したわけです

クロード・ウイリアムソンという人が演奏していて
オッと思ったら ハンプトン・ホースの曲でした

ホースはアメリカ西海岸のピアニストですが
兵隊さんのとき日本に駐留していて 
日本のJAZZに大きな影響を与えたとか
「馬さん」の愛称で呼ばれていたそうです

このアルバムは ヨーロッパに演奏旅行に行った時
ドイツのMPSというレーベルに吹き込んだものです
半分がベースとのDUO もう半分がトリオです
今までの経験上 ベースとのDUOは結構シンドイ演奏が多いのですが
このアルバムは違いました 素晴らしい

ハンプトン・ホースは70年代に入ると
アフロヘアーになりますが そこらへんから
私的にはダメになったような気がするのですが
このアルバムはジャケ写真見る限り オールバックなので○です

Hamton Hows Hamp's Piano.jpg

Hampton Hawes (p) Ebethard Weber (b) Claus Weiss(ds)

1.Hamp's Blues 2.Rhythm 3.Black Forest Blues 4.Autumunleves 5.What Is This Called Love 6.Sonora 7.I'm All Smiles 8. My Foolish Heart  

4曲目 枯葉もなかなか素晴らしいです 衝動買いでよかった珍しい例

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この人が書いたの

[Tin Tin Deo ] Kenny Burrell 1977

昨夜 いつも行く店 
ウィッシー・ウォッシー
で 飲んでいたら この曲をかけてくれました

Tin Tin Deo ティン・ティン・デオという曲です
(注:あくまでティンですチンではありません)
コンガ奏者 チャノ・ポソ(普通はチャノ・ポゾといわれることが多い)
という人が書いた曲です
ポソはキューバ ハバナの出身 
モダンジャズの黎明期にコンガ奏者として活躍

というのも 1940年代後半から1950年代初めに 
ラテンのテイストをJAZZに加えるというのが
はやったんでございます 

ですからこの頃コンガを加えた演奏も多いです
しかしJAZZを宗教を信奉する 一部FANから
コンガ入り→ダサイといういわれなき迫害を受け続けているのです
しかしラテンフレーバーを加えますと
ぐっと熱く、哀愁を帯びるという事になり ヨカです
このアルバムもケニー・バレルのギター
最初のメロディーから泣けます

ちなみにポソはやんちゃな人だったらしく 
33歳という若さで金銭トラブルによりけんかをして
ハーレムのバーでお亡くなりになりました

Kenny Burell\Kenny Burrell TinTinDeo

Kenny Burrell(g) Reggie Johnson(b) Carl Burnett(ds)

1.Tin Tin Deo 2.Old folks 3.Have You met Miss Jones 4.I Remember you 5.The Common Ground
6.If' You Could See Me Now 7.I Hadn't Anyone Till You 8.La Petite Mambo







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スクリーンに釘付け

バンテージ・ポイント ピート・トラヴィス監督 2008

仕事がメッチャ忙しいというのに
ちょっとの合間を縫って映画に行きました

それが この作品
面白いのなんのって 
一瞬もスクリーンから目を離すことができないくらい
この何年かで最高のアクション映画です
(アクションという枠には入りきらないが)
ぜひ 映画館で見ていただきたい

「アメリカ大統領狙撃事件を8人の視点から描く」
なんて 書いても到底この映画の凄さは伝わりません

こんな脚本をどうして映画化できたのか
パズルの様に画を組み立てるのに どんな方法をとって
撮影したのでしょう
私だったら 絶対シーンを撮り忘れて編集できなくなります

この映画だけはテレビ放映して欲しくない
だってCMが入ったら台無しですもの

よかったヘロヘロでも映画館に行って

vantagepoint\vantage_point

それにしても 結構なキャスト 大統領役はウイリアム・ハート 
私的にはお久しぶり

vantagepoint\2008_vantage_point_001


主演はシークレットサービスに扮するデニス・クエイド
使用する銃はシグです(どうでもいいでしょうけど)
 
vantagepoint\35909624.

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ある意味すごい

[Bewitced] Eddie Higgins Trio 1997

さてさて 賛否両論入り乱れる
ビーナスレーベルのエディ・ヒギンズ物の1枚
小生は好きです(きっぱり)

でるわ でるわ 
エディ・ヒギンズ
全てのスタンダードを演奏したのではと思うほど

こんなに乱発しては否定的なJAZZ FANも多いでしょうが 

ここは観点を変えて 再雇用と同じと考えたらいかがでしょう
まだまだ働ける(演奏できるなら)是非アルバム出していただきましょう
イイじゃないですか 
エディ・ヒギンズ 全然おとろえてないもんね
スイングしまくりです そんなチャンスを与えるレーベルは…エライでしょう

職人型のJAZZ MENのすごいところはココ
天才型だったら衰えちゃうと 聞いてられないアルバムもあるけれど
選手生命長いです

ところで ビーナスといえばジャケ写真
このアルバムは 
ジャンルー・シーフという有名なカメラマンの写真

ビーナスはマグナムフォトに参加していたカメラマンの写真を採用すること多いですが
マグナムフォトとはあの有名な報道写真家 
ロバート・キャパ達が作った写真家集団です

ちなみにマグナムというのはシャンペンの大瓶のことらしいが
火薬の量の多い弾丸もマグナムといいます(あまり関係ないか)
興味ある人はHPみてください JAZZでサーチすると 
JAZZMENの写真も多くあります
http://www.magnumphotos.com

Eddie Higgins Bewitched

Eddie Higgins(p) Jay Leonhart (b) Joe Ascione(ds)

1.What a Difference A Day Made 2.Detour Ahead 3.Bewitched,Bothered,And Bewildered 4.You Must Believe In Spring 5.Beautiful Love 6.Alice in Wonderland 7.Angel Eyes 8.The Philanthoropist 9.Estate 10.Blue Prelude 11.I Hear A Rhapsody 12.As Time Gose Bye 13.Autumun Leaves

それにしてもココまでずら〜とスタンダード並ぶと 本当に演奏したかったの…素朴な疑問が

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すべてがJAZZのジャケット

ルネッサンス 
クリスチャン・ヴォルクマン監督 2006

絶対映画館で見ると決めていたのに
結局 DVDとなりました
やはり 映画館で見るべきでした 素晴らしい

モーション・キャプチャー技術というのを使い
実際の人の動きを記録して アニメーション化しています
なんといっても 割り切ったモノクロの画像 
中間の諧調を省いた画がなんとも ハードボイルド
ポスターでは青の画がかぶっていますが色彩は一切ありません
全てJAZZのジャケットにしたいくらい

一箇所だけカラーの画が出てきます

ルネッサンス\renaissance

ストーリーはハードボイルド刑事物 ストーリーは普通です
しかしこの映像の前にはどうでもいいことです

Cinema\ルネッサンス\PDVD_026

この割り切った モノクロの画 渋い
日本の切り絵の様です

\ルネッサンス\Ok_5.






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この顔がイイ

Dodo's Back! Dodo Maramarosa 1961

JAZZのアルバムで
Back とか Return とかの題名はろくでもない
ほとんどが麻薬がらみで 塀の向こう
刑務所か精神病院 圧倒的に前者ですが
そこから 再びシャバに出てきて吹き込んだということです

このアルバムもその一枚 ドード・ママローサのアルバム
一番有名なアルバムといいますか 
他のリーダーアルバムを聞いた事がありません
バックに回ったのはあるらしいんですが

ピアノを弾くママローサの横顔渋くて好きなジャケットです
ちょっと個性的で 白人にしてはタッチが重くて 粘っこいと思います

Dodo’s Back


Dodo Marmarosa(p) Richard Evans(b) Marshall Thompson(ds)

1.Mellow Mood 2.Cottage For Sale 3.April Played The Fiddle 4.Everything Happens To Me 5.On Green Dolphin Street 6.Why Do I Love You? 7.I Thought About You 8.Me And My Shadow 9.Tracy's Blues 10.You Call It Madness

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今のところ1位

「善き人のためのソナタ」
フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督 2006

今のところ今年のベスト1
見たいと思っていたんですが いつレンタルショップへ行っても
貸し出し中で やっと見ました 
傑作!

統一前の東ドイツの秘密警察のお話
主人公は盗聴担当官

この映画のすごいところは 淡々と話が進むところ
ドラスティックな拷問の場面なんか皆無
盗聴するためにいる部屋とされる部屋 大きくはこの2つのシーン
すごく単純化されている

自由がない共産党支配政治の恐怖が
普通の生活のすぐそばにある 
いつ自分の身に起こるかわからない不安
 ここが怖い!

途中からドラマティックな展開になるが
結末も淡々としていて心にしみます 
聞けば 監督は33歳とか ジニアス!

leben_der_anderen.


主人公の俳優さんは残念ながら53才の若さで他界

sonataPDVD_000


盗聴される劇作家の役者さん 
オランダ映画「ブラックブックにも出ていました



sonataPDVD_001


主演女優はマルティナ・ゲデックという人 雰囲気あります

sonataPDVD_005


でも ひとつだけ不満が
主人公の心が変わるシーン あんなに単純、簡単?でいいの
惜しい

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